2014年7月29日星期二

好きな女性にフラれて精神病院に


 山下氏はスイッチがはいると、話がとまらない。私は一方的に告白を聞いているみたいな状況である。

 「山村さんに、フラれるわけがないと思っていた。本当に好きで初めての感情だったから、そんなすぐに諦めて次に行くことはできなかった。告白をしてフラ れてから、山村さんは僕をさけるようになった。目があっても向こうからさけるし、廊下ですれ違いそうになると、どこかに逃げちゃうみたいな。勉強も手につ かないし、眠れなくってリストカットばかりするようになった。今、手首に残っている傷は、その当時のものですね。何百、何千回って切ったから十年以上経っ ても消えないんですよ。リストカットは、そのときは本当にスッキリする。切ると、そのときだけは絶望感が薄まる。楽になっても、しばらくすると、また山村 さんのことが浮かんでくる。また絶望感でいっぱいになって、切る。その繰り返し」

 リストカットには取っ手のついているカミソリを使った。生々しい両腕の傷が目立つようになり、頻繁に学内トイレに血痕が残っていることも問題になった。 山下氏の日常的な自傷は同じクラスどころか、学内の話題になって、誰もに白い目で見られるようになった。担当教授の薦めで学校内のスクールカウンセリング を受けている。

 「大学のスクールカウンセラーは、話は聞いてくれるけど、それだけ。リストカットはやめることができなかった。誰しも感情の周期ってあるじゃないです か、どうしても定期的に落ち込む。結局、半年くらいリストカットを続けて、切って傷が深まることで山村さんに心配してもらいたかったみたいな気持ちもあっ たし、学校のカウンセラーとか看護士にもっと心配して欲しいって思っていた。誰かに心配されると、気持ちが少しおさまるというか」

 そして、大事件が起こった。授業が終わって大学を出ようとしたとき、校門の向うから山村さんが歩いてきた。隣には見たことのない背の高い男が寄り添っていて、山村さんは楽しそうにスキップをするように歩いていた。すれ違ったとき、二人は笑顔のまま通り過ぎて行った。
タオバオ代行

 「首を切ったのは、そのときですね。その一緒に歩いていた男を彼氏と思い込んで、二人が通り過ぎた瞬間に死のうと思った。校門の前で手首と首を同時に 切った。首と腕の動脈を同時にやったので異常な量の血が出血して、校門の前は血まみれで悲鳴とか聞こえて大騒ぎになりましたね。首までやったことが決定的 な理由になって、そのまま精神病院に送り込まれて閉鎖病棟に入った。病院では境界性人格障害って診断された。窓に鉄格子がついていて、刃物を持っていない か常にチェックされるみたいな環境で、4か月間くらい病院から出れなかった。朝、剃刀を使うときは監視の人がいるし、まあ、そんな環境です」

 精神病院で出会ったのが、面会にやってきた同級生に薦められた新興宗教の○○会である。差し入れで会報や経典を読むようになり、信奉すれば“宿命転換” して幸せになるという教えだった。経典を熟読して祈ることを始めて、だんだんと自分自身が好転したという。山下氏は○○会を信仰してから小さなリストカッ トはたまにするが、自殺未遂のような破滅的な行動は一度もとっていない。

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